「なんだかうちのリビングって落ち着かないのよね…」
「リビングを快適な空間にするコツってあるの?」
こんにちは、KATHERINE DESIGN のカトリーヌです。
この記事では『リビングを快適な空間にするコツ』についてお話ししてゆきたいと思います。
結論から言うと、リビングを快適な空間にするコツは2つ。
- リビングでどう過ごすかを考えること
- 五感に配慮すること
です。
この2つをしっかり押さえ、リビングを快適な空間に変えてゆきましょう。
それぞれ解説してゆきます。
まずはリビングでどう過ごすか?を考える
リビングを快適な空間にする上で一番大事なことは「リビングでどう過ごすか?」を考え、そこから逆算してリビングのインテリアをつくることです。
リビングでの過ごし方と実際のリビング空間にミスマッチがあると、快適な空間にはなりません。
リビングに置くソファーを例に考えてみましょう。
例えばソファーに寝転ぶことでリラックスができるという場合、肌に直接触れるソファーの素材の肌触りが悪いと落ち着かず、寝転んでいても気持ちよくありませんね。また、寝転んだ際の頭の位置、足の放り出し方、体をゆったり伸ばすなどの過ごし方によって、形や大きさや高さ、クッション性なども絞られてくるはずです。ソファに寝転ぶという過ごし方があるにもかかわらず、寝転んだときのクセや身体に合うかどうかの視点を持って選んでいないとミスマッチが起こります。ソファの大きさと部屋の大きさのバランスも必要です。
また、昨今のマンションはオープンキッチンになって要ることが多いですね。ですが片付けが苦手であったり、洗い物やゴミなどを溜めがちの方は、見た目にもニオイも遮られる仕切り壁があったほうが快適な空間になります。
来客層にもよりますが、来客が多い場合も壁があった方が何かと都合がよいでしょう。
せっかくステキな家具を置いても、その人にあった使われ方されなければ単なる飾り物、物置き場です。
どう過ごすか?を考えてリビングを作ることがとても大切です。
リビングで感じる五感に配慮する
リビングを使う上で、五感に響くものに配慮することも大切です。
見た目や音、匂い、触覚に不快感があると、それがそのままリビングの不快感につながってしまうからです。
そのためにはリビングで感じる五感をうまくマネジメントする必要があります。
たとえば聴覚でいうとキッチンから聞こえる音であったり、嗅覚でいうとキッチンからする匂い、視覚でいうとインテリアの色や素材、スリッパを穿かないご家庭であれば床の感触も大事になります。
昨今はキッチンとの壁がなく開放的になっており五感のマネジメントが難しくなっています。でも快適なリビングを作るには欠かせない要素なので、ぜひ現状の不満点・これからの要望をしっかりピックアップしてください。
音などは構造的に難しい場合もあるかと思いますが、匂いや色などは工夫やコーディネートでもある程度改善できます。できる範囲で工夫してみましょう。
まとめ
この記事ではリビングを快適な空間にするコツについてお話ししてきました。
ポイントをまとめておきましょう。
- まずはリビングでどう過ごすのかから考える
- リビングで感じる五感に配慮する
この2点でした。
リビングは人の暮らしの大半を受け入れ、家族で多くの時間を過ごす、いわば家の核となる空間です。
ぜひ世界で一番安心・安全な空間をつくってくださいね。