ダイニングテーブル 装飾

インテリアデザイン

ダイニングテーブルをおしゃれに彩るコツってあるの?

「ダイニングテーブルってなんか浮いちゃう…」

「空間に馴染ませるにはどうしたらいいのかな」

こんにちは、KATHERINE DESIGNの カトリーヌです。

この記事では『ダイニングテーブルを空間に馴染ませるコツ』についてくわしくお話ししてゆきたいと思います。

ズバリ、ダイニングテーブルを空間に馴染ませるコツは3つ。

  • 色、形、素材の調和のとれたものを選ぶ
  • 暮らし方を考えて選ぶ
  • リビングとのつながりを作る

それぞれ詳しく紹介してゆきます。

色、形、素材の調和のとれたものを選ぶ

まず大事なのが、ダイニングテーブルの色、形、素材の調和のとれたものを選ぶことです。

これはダイニングテーブルに限らず、インテリアを考えるにおいてとても大事な考え方。
「色」「形」「素材感」。ぜひ覚えておいてください。

インテリア(室内)は人が住まい、人が見る・使う・触れるもの、だからです。

色は見た目を大きく左右する要素。形は尖ったものと丸いものがあれば丸い方が心理面でも優しく安全、などとデザイン性に大きく関わるもの。ダイニングテーブルはよく手を触れる場所、インテリアの家具の中でこれほど人が触れるものは他にはないでしょう。肌触りやイメージの好みも大きく左右される素材も大切です。

一側面だけでなく三方向からのバランスを考えて、マッチするダイニングテーブルを選ぶことが大切です。

暮らし方を考えて選ぶ

二つ目が、暮らし方を考えて選ぶことです。

昨今は輸入物の家具もたくさん出回っており、街のショップやインターネットでも気軽におしゃれな家具を買うことができます。ですが、買うときはできるだけ自宅で寛いでいる様な本来の自分の感覚で選んで欲しいのです。それを使うときの姿勢やクセなど素の自分、と言うことです。インテリアイメージに合うとかオシャレだからというだけで家具を選ぶと、自分に馴染まず結局その空間にも馴染みません。

もう少し具体的にお話ししましょう。

たとえばお店でダイニングテーブルセットを選ぶとき、椅子に座ったり、立ったり、テーブルに手を置いてみたりすると思います。

その際、家で靴やスリッパを履かない生活をしているのならば、靴を脱いで座ってみてください。また椅子の上にであぐらをかく癖があるのであれば、あぐらをかいてみてください。

できるだけ普段の暮らし方に近い形で選ぶことが大切です。

意外と盲点ですが、ヒールや底が厚い靴を履いていると、家具との高さのズレが生じてしまいます。男性の靴でも底が2~3cmあります。さらに輸入物の家具の場合、国産の家具よりも高いことが多く実際に使ってみたら足が床に着かなくて疲れる、と言ったことも起こります。ぜひ本来の自分のままで体感してみてください。

暮らしに合わない家具は使う人との間に「不協和」を生み出してしまいます。

できるだけ普段の暮らしに近い状態で家具を選び、不協和が生まれない空間にすることが大切です。

リビングとのつながりを作る

近年はLDKという間取りが多く、寛ぎの場所と食の場所とがオープンな空間になっていることが主流です。目線が低くなりがちなリビングの中に食卓セットがボン!とそびえ立つような雰囲気になり、ダイニングテーブルが浮いてしまうことがあります。リビングのこたつに座った時の目線高さから見てダイニングセットが非常に大きく高く見える、と言った感覚がイメージできるっでしょうか。

一つの空間にちぐはぐ感がある時は、リビングとダイニングに統一感をもたせましょう。リビングダイニングの家具を同系の色で揃えたり、存在感を強調しすぎない色を選んだり、デザインイメージや形状を揃えキャビネットなどの高さも可能な限り揃えます。

リビングにこたつを置いている場合のダイニングセットの高さは低めが全体のバランスが良くなります。そして、家族がどこに座っていても目線が合わせやすいコミュニケーションがとれますね。

ここでも大事なのは「どのような暮らし方をするか」、暮らす人や暮らし方を中心に考えます。『家色』を考えて選ぶことです。

人が家具に合わせた暮らしでは、満足できる家にはなりません。とても大事な考え方なので、是非覚えておいてください。

まとめ

この記事でお話ししてきたことをおさらいしておきます。

  • ダイニングテーブルは、色、形、素材の調和がとれたものを選ぶ
  • 暮らし方を考えて選ぶと、不協和のない空間になる
  • リビングとダイニングのつながりを作ると、空間に統一感が生まれる

この3点でした。

ダイニングは家族で食事をとる憩いの場。食べると言う行為は生命の維持のみならず、ストレスの軽減やコミュニケーションをはかるなど人が育まれる中心の場でもあります。それを囲むダイニングテーブルは、大きな役割がありそうです。

ビジュアルデザインだけでなく、ぜひこだわって選んでくださいね。

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