子供部屋 色

住宅リノベーション

子供の成績がよくなる部屋づくり、3つのポイント

「子供の成績をよくしたい!」
「どんな部屋にしたら成績が良くなるのだろう?」

こんにちは、KATHERINE DESIGNのカトリーヌです。
この記事では『子供の成績がよくなる部屋づくり』についてくわしく話してゆきたいと思います。

子供の成績を上げるためには、集中できる環境をつくることが何よりも大切でしょう。そのために必要なことは下記の3つです。

①幼いうちから色で感受性を育む
②色を乱用しない
③照明をフル活用する

この辺りを詳しく話してゆきます。子供の成績は勉強時間の長さよりも、集中力に深い関係があることが分かっています。
ぜひこの記事を参考に、お子様を集中できる環境に整えてあげてください。

①幼いうちから色で感受性を育む

まず大切なのは、『幼少から色で感受性を育むこと』です。

ここでの話は成績アップに直結する話ではありませんが、お子様の能力の下地を作るための話として、ぜひ知っておいて頂きたいと思います。

子供は色味が抑えられた空間よりも、カラフルな空間で過ごすほうが感受性が養われると言われています。また色をたくさん見ることで感性が磨かれて想像力豊かな子供になるほか、色に刺激を受けて脳が活性化することも分かっています。

例えば、積木や玩具、絵本など、子供の目に入るものはとてもカラフルなものが多いですよね。赤、青、黄色、ピンク、などなど…。これらは全て色がもたらす効果を狙ったものです。

色が識別できるようになった赤ちゃんは色鮮やかな玩具を目で追いかけ手で捕まえようとします。何気ないこのやり取りは、赤ちゃんの脳や神経を刺激し、視覚や触覚の発達を促していると言われています。

ちびっ子本人はごく自然に遊んでいるだけですが、遊びながら感受性を養っているのですね。

さて、最近のインテリアの傾向として色味を抑えた組み合わせを好まれます。(勿論そればかりではありません。)

例えば、グレイッシュな色、木系に黒の組み合わせ、コンクリート打ち放しなどです。シックでかっこイイ空間になり、この延長で子供部屋に取り入れたいと願う親御さんも多いです、子供もすぐ大きくなるので、子供っぽくしたくないと。

ただやはり、子供は様々な色に触れられる環境をお勧めします。色だけに限った話ではありませんが、五感を回転させられる様な環境を与えてあげてください。

とは言え、家の中全てをカラフルにする必要はありません。子供部屋や子供が遊ぶ空間に彩りを取入れましょう。

ただし、ここでひとつ注意点があります。

『色の乱用は逆効果』。

くわしく解説しましょう。

②色を乱用しない

さきほど色で感性を育むというお話をしましたが、色づかいの乱用には注意が必要です。

乱用とはどの様なことでしょうか。

例えば、鮮やかな色の面積が大きいとか、色数が多すぎる、組み合わせが良くない、などがあげられます。目がチカチカするなどし、落ち着かないなど逆効果になってしまいます。

「色を取入れること」と「色を乱用すること」は意味も効果も異なります。

色は、組み合わせや面積などでコントロールすることが必要です。

③照明をフル活用する

意外と盲点になっているのですが、照明も色を構成するひとつの要素。配色を考えるときは照明も併せて考えます。

今では一般化された『調光タイプ』の照明を、子供部屋でフル活用してはいかがでしょうか。。

調光とは色味や明るさを調節できるタイプで、それがリモコン一つで簡単にできるものです。

まず子供部屋の照明は、しっかりと明るさを確保してあげてください。勉強する時に暗くならないよう、部屋全体の明るさと手元の明るさを確保しましょう。

その上で、調光タイプの照明で光を調節できるようにしたり、スタンド照明などで目的や色みやあかりの位置の使い分けができるようにします。自然環境の変化に合わせて照明を調整するという意味です。それが本来の体のサイクルに合っているためです。

たとえば朝起きるとき、遮光カーテンで部屋に入る日光を完全に遮っていたらどうでしょう。日を浴びることによって体が目覚めるはずが、朝か夜か分かりづらくスッキリ目覚めにくくなってしまいます。

また、ウトウトしかけたところに照明が煌々としていたらどうでしょう。眠りたいのに明るく眩しすぎて、とても快適な安眠ができる気がしないではありませんか?

このように、体内のサイクルと照明の色・明るさ度合いにミスマッチが起こっていると、リラックスができない空間になってしまうほか、身体に不調が起こってしまいます。

太陽が登って沈むのに合わせて、室内の照明の色み・明るさ・位置・を調節するのが理想的です。

具体的には、日中の活動的な時間には日光を浴びているかの様な白っぽい照明にします。(もちろん窓から本物の日の光がたっぷり入る方がベストですね。)

そして、夕方になるにつれ日が沈むかの様な赤みの照明、寝静まる時間に向かって暗くしてゆきます。

現代は有難いことに、LEDで色みや明るさを簡単にリモコン一つで調節できるものが多く出回っています。ちびっ子体内時計に合わせ、ぜひ照明をフル活用していただきたいと思います。

まとめ

子供の成績を良くするための部屋づくりについてお話ししてきました。

ポイントをおさらいしておきましょう。

①幼いうちから色で感受性を育む
②色を乱用しない
③照明をフル活用する

の3つでした。

ぜひこの記事を参考に、お子様の部屋をコーディネートしてみてください。

-住宅リノベーション
-

© 2024 Katherine Design(カトリーヌデザイン)