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店舗デザイン

店舗と色と顧客の滞在時間に関係性はあるのか?

こんにちは、KATHERINE DESIGN のカトリーヌです。

この記事では『店舗と色と顧客の滞在時間に関係性はあるのか』についてくわしくお話ししてゆきたいと思います。

結論から言うと、滞在時間と居心地に店舗と色は大いに関係しています。

色を上手に使うことで顧客満足度を高めたり、滞在時間を伸ばしたり、短くすることも可能です。

逆に使い方を間違うとお客様が不協和を感じてしまい、お店に来てくれない、来てくれたとしてもすぐに帰ったり、リピートに繋がらないという状況になりかねません。

色の力を最大限に活かすために必要なポイントなどを、この記事で紹介していきたいと思います。

滞在時間と居心地に色は大いに関係している

冒頭でも紹介したとおり、滞在時間と居心地に店舗と色は大いに関係しています。

まず色は、温かみを覚える暖色、冷たさを感じる寒色、中間をとりもつ中間色の3つに大きく分類することができます。

暖色は赤系やオレンジ系、黄色系などの色です。寒色はブルー系、中間色は緑や紫です。

この暖色、寒色、中間色、もっと言えばそれぞれの色(色相)によって、人が感じ取るイメージや印象、感情が違ってきます。

お店でどんな体験をして欲しいか、そこから逆算して色をコーディネートし、マネジメントすることで満足度を上げたり、滞在時間を伸ばしたり短くすることも可能です。

詳しくお話ししていきます。

色によって満足度、滞在時間は変わる

前述の通り、色によってお客様の満足度を上げたり、滞在時間を伸ばしたり短くすることが可能です。

色は人の生理と心理に影響するためです。その効果をインテリア空間に取り入れマネジメントをします。

たとえば回転率を上げたい飲食店などのお店ならば、空間に暖色系の色を多く使います。

暖色系の赤色は交感神経に作用することで血流が上がり活動的になります。それが会話や食事のテンポがはやまることに繋がります。

そう言えば、昔ながらの街の洋食店や中華料理店に赤色が使われていることが多いですね。(店舗デザインに赤色を使う意味は、その意味ばかりではありませんが)

洋食店はテーブルに赤いチェックのテーブルクロスを使っていたり、中華料理店は赤いテーブルだったりします。

このような温かみのある空間は、お客様が短い時間でも長く滞在した気持ちになり心理的に満足しやすく、回転率が上がるのです。

寒色系 追加

その他、色味が無い黒は高級感を演出したい場合によく使われます。

黒という色は重いイメージで重厚感があります。漆の黒塗りなどは高級で重厚なイメージができますよね。

黒自体は温かみを感じにくいのですが、色彩は照明との合わせ技で様々な表情を演出できます。例えば高級レストランなどで用いられている黒は、寛ぎ・落着き・温かみなどを兼ね備えた空間になっています。

色の力を最大限に活かすには、お店に来たお客様にどの様な体験をして欲しいか、何を感じて欲しいかを逆算して、トータルでコーディネートすることが必要です。

お客様に体験をして欲しい事とお店の色彩がミスマッチを起こしていると、お客様は「不協和」を感じてしまいます。

その結果、そもそもお店の中に入ってくれなかったり、来店されてもすぐに帰ってしまったり、リピートに繋がらなかったりします。

さて、色の効果を最大限に活かすためには逆算が必要とお話ししましたが、逆算するためにはターゲットについて知ることが必要不可欠です。

次の章ではこのあたりを深掘りしてお話ししていきたいと思います。

色使いはターゲットで変わる

少しマーケティング的なアプローチになりますが、色使いはターゲットによって変わります。

男性、女性、年齢、年代、趣味嗜好などによって、適切な色使いは変わるということです。

そのため、お店のターゲットとなるお客様について深く知ることが必要です。

たとえば、エステ店を例にしてみましょう。

エステは施術時に服を脱いでもらう必要があります。そのため服を脱いでも寒いと感じない配色を適材適所に使い、温かみのある空間にすることが必要です。必然的に筋肉も心も弛緩しリラックス状態になり、施術する身体も整うことになります。施術者も施術がしやすくなることでしょう。

エステと言っても女性専用サロンと男性専用サロンとは大きく色づかいが異なります。また同性同士でも年代別に好まれる配色が異なります。

このようにターゲットによって色使いは大きく変わります。事前にターゲットを明確にすることで、色の力を最大限に活かすことができるのです。

ところで、インテリアに正解・不正解はないと言いますが、配色の世界には一応セオリーというものがあります。

ですが、昨今は価値観が多様化していて世の中には様々なニーズも溢れており、セオリーが通用しないことも少なくありません。

先これまで通りの概念通り、こうある「べき」というセオリーを崩した方が良い場合もあります。

セオリーだけに捉われず、ターゲットに向けた色使いをすることが重要です。

まとめ

おさらいしましょう。

  • 滞在時間と居心地に、色は大いに関係している
  • 色によって満足度や滞在時間は変わる
  • 色使いはターゲットで変わる、ターゲットについて知ることが必要

の3つでした。

私たちはターゲットが決まっていない時点でのご相談も受付けております。ターゲットの掘り起こしからお手伝いいたします。

この観点からお店のインテリアについて見直してみたいという場合は、ぜひお問合せください。

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